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発熱患者

掲載日:2020.05.19

以前、「発熱(37.5度以上)や呼吸器症状、味覚障害などの諸症状を自覚している患者さん」は、保健所等に連絡するようホームページに告知いたしました。
日頃通院している患者さんから、熱発している患者さんは、どこの医療機関にも受診できないような状態になっているが、当院を受診していなければ診てもらうことができないのかと相談されました。
通院中の患者さんでもこれだけ困っているのですから、持病がないので日頃医療機関と縁のない方はもっとお困りであることを今更ながら気が付きました。
新型コロナウィルス感染症が治まりつつある今となっては、遅ればせながらという気もしないではないのですが、本日から、発熱外来というほど大げさではありませんが、発熱している患者さんを積極的に受け入れることに致しました。
別室に移動したり、車の中で待っていただいたりと多少制約がありますが、できる範囲内で診察を行いたいと思います。
最近3か月で原因不明の肺炎や誤嚥性肺炎、腎盂腎炎、胸膜炎、急性胆嚢炎などで発熱して受診された方が多数いました。この方々は、いずれも新型コロナウィルスのPCR検査は陰性でした。
医療機関の原点は、病気で困っている方の力になることです。
行政から明確な指示がなかったとは言え、発熱患者さんに対応しなかったことは反省に値します。
発熱でお困りの方は是非御相談ください。



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